テリー・ブランスタッド駐中国米国大使がこのほどメディアの取材に答える中で、「中国は米国からの大豆の輸入制限を報復措置としてはならない」と述べたことについて、外交部の陸慷報道官は30日に行われた記者会見でコメントを発表した。
陸報道官は、「私はブランスタッド大使が米国の重要な農業州の出身だということを知っている。大使が米国の農業関係者の利益に関心を寄せるのは当然のこととして理解できる。だが実際のところ、最近私たちが目にするのは、米国国内で米政府の単独主義的措置による中米貿易関係の悪化を懸念しているのは農産品産業だけではないという状況だ」と述べた。